職種紹介 Job Introduction
児童福祉司
WHAT JOB仕事内容
児童相談所で児童虐待やこどもの問題行動、非行等に関して、こどもや保護者と協働して、家庭を訪問します。問題解決に向けて保護者だけでなく、保育所や学校、行政ほか様々な社会資源を活用しながら、こどもが安心して暮らせるように生活する環境を整えていきます。
平山 由佳さん
職種:児童福祉司
所属:H31採用 君津児童相談所 児童指導員
R3 君津児童相談所 児童福祉司
R5 市川児童相談所船橋支所 児童福祉司
VOICE職員の声
あらゆるこどもの問題の相談に乗り、こどもが笑顔になれる環境調整役
児童相談所でこどもに関する様々な問題について相談に応じるのが、児童福祉司の仕事です。児童虐待ケースだけではなく、非行や問題行動、障害など幅広い相談を扱います。こどもと面接するだけでなく、保護者や保育所・学校はじめ関係機関と話し合いながら調整して、こどもたちが安心して過ごせる環境づくりを目指しています。時には保護者と対峙しなければならなかったり、少しずつ積み上げてきた支援が、状況が一変して支援内容を変えなければならなかったり、決して楽な仕事ではありません。しかし、こどもが安堵した表情を見せた時は、モチベーションが上がり、やりがいを感じます。
児童福祉の専門職として活躍できるチャンスがあることが魅力
大学では保育士養成学科に在籍していたので、同級生の多くが保育所を就職先にしていました。しかし、私の場合は、児童相談所や児童養護施設での保育実習を経験した際、こども同士、あるいはこどもが職員とうまく行っていない場面などを目にして、いろいろな事情を抱えているこどもたちを心の奥深くで支えていきたいと思うようになりました。私は県外出身者なのですが、千葉県での就職を志望したのは、多くの自治体が高齢者、障害者、児童を一括りにした福祉職で募集していた中、児童に特化した福祉に携われる自治体だったからです。児童相談所に限らず、活躍の場が多数あり、キャリアの幅を広げられる点も魅力です。
一人で悩むことなく、チーム一丸となって支援できるから心強い
児童福祉の仕事は、家庭にまで踏み込んでいくことが求められます。家庭ごとに事情が違い、苦労があるので自分がどこまで受け止められるのか、支援ができるのかと毎回悩んでいます。しかし、周りの職員が皆相談しやすく、助けてくれるので、児童相談所として一丸になって仕事ができている実感があります。私も職場はもちろん、関係者と連携して進めていくことを心がけ、少しでも状況が動いたらこまめに共有することが大事だと感じています。今後はさらに経験を通して知識やスキルを身につけて、保護者の方々に適切な助言ができるようになることが目標です。
ONEDAYある日のスケジュール
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8:30
出勤・関係機関へ電話連絡
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9:00
上司との打ち合わせ
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10:00
保護者との所内面接
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11:00
一時保護児童との面接
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12:00
昼食
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13:00
日程調整等の電話連絡
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15:00
電話・面接記録作成
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17:15
退勤