職種紹介 Job Introduction
児童自立支援専門員
WHAT JOB仕事内容
児童自立支援施設で家庭環境等から生活指導が必要となるこどもを入所または通所により支援する専門職員です。様々な事情を抱えたこどもたちが、日々の学習や活動を通じ、支援者や他のこどもと共に活動を行うことで、自立に向けた成長を目指します。また、退所したこどものフォローも行います。
河北 隼人さん
職種:児童自立支援専門員
所属:H30年採用 生実学校 児童生活支援員
R3 生実学校 児童自立支援専門員
VOICE職員の声
学びも遊びも暮らしも、全方位でこどもたちの自立をサポート
児童自立支援施設は、事情があって家庭や地域から離れ入所するこどもを支援する施設です。敷地内に生活拠点(寮舎)と学校(分教室)があり、日々の学習や活動を通じてこどもたちの自立に向けた成長を支援しています。私の仕事は、こどもたちが身支度や部屋の掃除、食事で使った食器を洗うなど基本的な生活習慣を身につけるための「生活支援」、敷地内の学校で円滑に学べるようにするための学習支援、敷地内の環境整備、畑で作物を育てて収穫するなどの「作業支援」に携わっています。おはようからおやすみまでこどもの様子をつぶさに見守り、一人ひとりのこどもたちに寄り添って成長を支えています。
保育士としての経験を活かし、より深く関係を築き、こどもたちを支えていきたい
私はもともと保育所で働く保育士でした。民間や公立の保育所で勤務していた時、様々な事情で生活する上で困難を抱えているこどももいることを知るようになりました。とはいえ、一般の保育士では踏み込めない部分もあって、自分の仕事に限界を感じていたのです。そんな時、児童相談所で働く同級生の話を聞いたことで、「自分がやってきたことで還元できることはないだろうか」と考え、児童生活支援員からスタートしました。児童生活支援員と児童自立支援専門員の仕事にさほど違いはないと思うのですが、児童自立支援専門員になろうと考えたのは、よりこどもたちと関わる時間が長いので、関係を深く作っていけるのではないかと思ったからです。
千葉県は自分の家庭も大事にできる風土があり、働きやすい
私が千葉県に入庁してよかったなと思ったのは、自分がやりたい仕事に就けたということもありますが、プライベートもしっかり充実させられる環境があることでした。妻の妊娠がわかった時、上司に育児休業を取得する相談をしたところ、自分が休暇を取ることを前提に人員配置を調整してくれたので、とても助かりました。相談した時に上司から言われた「自分のこどもを大事にできなかったら、ここのこどもたちも大事にできないんじゃないか」という言葉はとても心強く、育児に専念できましたし、職場復帰してからは一層仕事に邁進できています。
ONEDAYある日のスケジュール
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11:45
出勤・夜勤者から引継ぎ
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12:30
昼食
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13:30
下校
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14:30
寮の活動
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15:00
おやつ
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15:30
寮の活動
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17:00
寮の清掃・入浴・夕食・自由時間
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21:00
消灯・夜勤者へ引継ぎ・退勤