職種紹介 Job Introduction
保育士
WHAT JOB仕事内容
児童相談所の一時保護所や児童養護施設、児童自立支援施設で、こども達の生活支援を行う専門職です。こどもの年齢に合わせて基本的生活習慣を習得させたり、こどもの特性や背景に配慮しながら、適切な関わり方をチームで考え、アプローチします。また、学習や運動、季節ならではの行事の企画実施も行い、こどもの成長をバックアップします。
青山 智里さん
職種:保育士
所属:H25年採用 富浦学園 保育士
H27 中央児童相談所 保育士
H30 市川児童相談所 保育士
R2 中央児童相談所 保育士
VOICE職員の声
限られた時間の中でも、成長が感じられる保育を目指す
私は、一時保護所で一時保護された幼児から高校生まで幅広い年齢層のこどもを対象にして、こどもたちに生活を通して生活習慣を身につけさせたり、個々の学習状況に応じた教材を使って学習支援をしたり、運動やレクレーションを行ったりしています。家庭から一時的に保護される場なので、こどもたちは気持ちが不安定だったり、攻撃的になったり、落ち着いた状態ではありません。入所する期間は短いですが、ここでの生活を通して少しでもリラックスしたり、こどもたちが持つ本来のこどもらしさを取り戻せるように、そして少しでも成長できるよう、一人ひとりの状態や特性を見極めながら支援するようにしています。
こどもの頃から思いを温め続けて、念願の児童福祉の道へ
様々な事情を抱えているこどもが入所してきますが、苦に思ったことはありません。私が児童相談所の一時保護所や児童養護施設などで働きたいと思ったのは、小学6年の頃の出来事がきっかけです。異年齢交流の活動をしていたのですが、落ち着きがなかったり、なかなか打ち解けてくれない男の子がいたのです。いろいろな働きかけをして、最終的には心を開いてくれたのですが、その子は不安定な家庭環境にあるのだとこども心になんとなくわかりました。その後、大学も保育コースに進学、在学中は経験値を高めたいと思って地域の発達支援センターでボランティアに取り組み、この仕事に就きました。千葉県に入庁したのは、ズバリ自分のやりたい仕事が県庁にあったからなのです。
共感的な職場の雰囲気があるから、働きやすいことが最大の魅力
デリケートな問題を扱う仕事なので、守秘義務が伴うことに携わっており、なかなか理解されづらい職種だと思いますが、職員間の意思疎通は円滑です。一人で抱えがちな仕事上の悩みも、チームで進めていくので皆が聞く耳を持って親身になって相談に乗ってくれるし、乗れる環境なのです。入職当初は、「児童福祉の仕事だから、こうしなければならない」と肩に力が入りがちでしたが、正解は一つじゃないということを教えてくれたのも、仲間たちです。上司も温かく見守ってくれるので、安心して働けています。
ONEDAYある日のスケジュール
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8:30
出勤・夜勤者から引継ぎ
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8:50
朝の会・学習支援
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12:00
昼食・歯磨き支援
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12:30
夜勤者への引継ぎ
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12:50
清掃・運動・作業支援
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15:00
おやつ・自由時間・入浴介助
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16:00
記録作成・資料作成
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17:15
退勤