JOBS
仕事を知る

ページ装飾
共に汗を流す児童自立支援専門員の仕事
生活を共にする。一緒に汗を流す。そして、本気でぶつかり合う。私たちが働く児童自立支援施設は、様々な事情を抱えたこどもたちが、日々の営みを通して「自立」というゴールを目指す場所です。
ここで働く児童自立支援専門員の仕事は、机上の空論ではありません。こどもたちの隣で、同じ目線で、時には厳しく、常に温かく伴走し続ける、リアルな人間関係そのものです。
今回は、副寮長として施設全体を支える児童自立専門員の職員に、この仕事の核心に迫る魅力と、共に働く職員たちを支えるカルチャーについてお話を伺いました。
ある日の1日の流れ(シフト制:日勤)
11:45
出勤・夜勤者から引継ぎ
12:30
昼食
13:30
下校
14:30
寮の活動
15:00
おやつ
15:30
寮の活動
17:00
寮の清掃・入浴・夕食・自由時間
21:00
消灯・夜勤者へ引継ぎ・退勤
パンフレット連動企画
『職員のリアルVoice』聞いてみよう!
児童自立支援専門員 職員PROFILE
勤務地生実学校
児童相談所での勤務を経て、よりこどもたちと直接関わりたいという想いを強くし、現場の最前線である現在の職場へ。寝食を共にしながら、こどもたちの自立を支援している。
児童自立支援専門員 職員PROFILE

「本気でぶつかれる」
だから、この仕事は面白い

児童自立支援専門員の仕事
―この仕事の一番の魅力は何ですか?
こどもと本気でぶつかれる所です。私たちはこどもたちと寝食を共にすることもあるので、口先だけの言葉やその場しのぎの態度は、すぐに見抜かれます。だからこそ、私たち自身が常に本気でこどもたちと向き合う必要がある。それは、この仕事の厳しさであり、最大の魅力です。

―具体的には、どのようにこどもたちと関わるのですか?
例えば、マラソンやプールなどの運動、木工などの作業活動を、こどもたちと一緒に行います。汗を流しながら一つのことに打ち込む経験は、こどもたちが自分自身と向き合い、集中力や達成感を養い、自信を持つための大切なプロセスです。私たちも指導者として、一緒になって汗を流します。そうした日々の積み重ねが、言葉を超えた信頼関係を築いていくのだと思います。

再び、直接処遇の現場へ
私がこの道を選んだ理由

―児童自立支援専門員を目指したきっかけを教えてください。
以前は児童相談所で、児童福祉司として働いていました。様々な機関と連携する重要な仕事でしたが、その中で「もう一度、こどもたちの生活に深く入り込み、直接関わる仕事がしたい」という想いが日に日に強くなっていきました。自分の働きかけでこどもがどう変わっていくのかを、この目で見届けたい。それが、この道を選んだ理由です。

指導と情緒のバランス
自立への道を支える関わり

―こどもたちの自立を促す上で、心がけていることは何ですか?
ここにいるこどもたちの多くは、過去に深く傷ついた経験をしています。そのため、ただルールを教えるような指導的な関わりだけでは、心は開きません。一人ひとりの背景を理解し、気持ちに寄り添う「情緒的な関わり」を何よりも大切にしています。もちろん、最終的な目標は「自立」です。時には、こども自身に考えさせ、答えを出させることも必要です。甘やかすのではなく、信じて待つ。そのバランスを、他の支援機関から助言をいただきながら、常に模索し続けています。

「後ろには私がいる」
上司の言葉が、自信をくれた

―職場の雰囲気について教えてください。
一番の魅力は、職員を信じ、仕事を任せてくれる文化があることです。
以前、寮長だった方が、常に私たちのことを考え、素晴らしい環境を作ってくれました。こどもへの関わり方は、基本的に担当である私たちに任せてくれるのですが、私たちの意見や方針を、決して否定することなく、まずは尊重してくれたんです。「何かあっても、後ろには必ず私がいる」。その安心感があったからこそ、私たちは迷いなく、自信を持ってこどもたちと向き合うことができました。その信頼に応えたいという気持ちが、より良い支援に繋がっていたと思います。
児童自立支援専門員の仕事

こどもの成長が
自分の成長に繋がる

―仕事を通して、ご自身の変化などはありましたか?
日々、こどもたちの成長を身近に感じられることが、大きな励みです。それと同時に、こどもたちと一緒に運動する中で、自分自身の体力も学生時代以上についてきていることは、嬉しい自信に繋がっていますね。心身共に健康でいられる仕事だと思います。

―最後に、この仕事を目指す方へメッセージをお願いします。
こどもたちの変化が、手に取るように分かる仕事です。自分の関わり一つで、良くも悪くも、こどもは正直に変わります。だからこそ、責任も大きいですが、やりがいも計り知れません。こどもと本気で向き合いたい、自分自身も成長したい。そんな熱い想いを持った方と、一緒に汗を流せる日を楽しみにしています。